注目の裁判がきょう10月16日、始まりました。2021年9月、自宅で妻を殺害したとして起訴された元長野県議会議員の丸山大輔被告の裁判員裁判が長野地方裁判所で開かれました。丸山被告は「妻・希美を殺害したのは私ではありません」と述べ、起訴内容を否認しました。

2022年11月、丸山被告は妻を殺害した容疑で逮捕、その後、殺人の罪で起訴されました。

起訴状によりますと、丸山被告は2021年9月、塩尻市の自宅兼酒蔵で妻の希美さん(当時47)の首を何らかの方法で圧迫し殺害したとされています。

きょう16日、長野地裁で開かれた初公判。

丸山被告は「妻・希美を殺害したのは私ではありません」と述べ、起訴内容を否認しました。

丸山被告は逮捕後も一貫して、「無罪」を主張し続けてきました。弁護側も「無罪」を主張する方針です。

この事件では目撃情報が乏しく起訴状などでも殺害を示す直接的な証拠が明らかにされていません。

検察側は間接的な証拠の積み上げにより「犯人は被告以外にいない」と立証するものとみられます。

こうした双方の主張から裁判では「被告が犯人かどうか」という、「犯人性」を争点に審理されることになります。

裁判は10月16日から23日間の審理が予定されていて、判決は12月23日です。

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