「日本被団協」のノーベル平和賞受賞が決まったことを受け、広島県被団協の箕牧理事長らが、被爆者や長年活動を共にしながら志半ばで亡くなった歴代理事長などへの報告のため、原爆慰霊碑を訪れ献花しました。

広島県被団協の箕牧智之理事長らは、花束を手に平和公園の原爆慰霊碑を訪れました。

広島県被団協・箕牧智之理事長:
ノーベル平和賞を頂くことになりまして、私たちは核兵器廃絶をあきらめません。

そして、これまで活動を共にし3年前に亡くなった坪井直前理事長をはじめ、歴代の県被団協の理事長らにノーベル平和賞に選ばれたことを報告しました。

広島県被団協・箕牧智之理事長:
(坪井前理事長からは)「ネバーギブアップ忘れんなよ」って言われると思いますよ。これからも世界中の人が協力して核兵器をなくす運動に参加してもらいたい。

箕牧理事長は核兵器廃絶に向けた活動をさらに強化し、運動を継承していく決意を示しました。

一方、日本被団協の田中重光代表委員は、原爆で背中一面に大やけどを負いながら半生をかけ、核廃絶運動に取り組んだ谷口稜曄さんの墓前で受賞の報告をしました。

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