函館税関札幌税関支署は10月11日、フランスからの国際郵便物を利用し、指定薬物の「亜硝酸イソペンチル」を密輸しようとしたとして、札幌市白石区に住むインドネシア国籍で、30歳の団体職員の男を関税法違反容疑で札幌地方検察庁に告発したと発表しました。

 税関によりますと、男は指定薬物である亜硝酸イソペンチルを含有する淡黄色の透明液状物129.09グラム(小瓶13本)フランスから日本に密輸入しようとしましたが、東京税関東京外郵出張所職員による輸入検査で薬物がみつかり、未遂に終わりました。


 函館税関札幌税関支は9月27日、男を関税法違反(輸入してはならない貨物の輸入未遂)の疑いで札幌地検に告発しました。

 亜硝酸イソペンチルは心臓病などの治療に使用されますが、ドラッグとして使われることがあり「指定薬物」となっています。

 亜硝酸イソペンチルが入った液体は、小瓶13本に分けられていて、総量129.09グラムは個人で使用する量としては多いということです。

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