沖縄地方は10日、高気圧が張り出し、冷たい北風が吹いた影響で涼しい一日となった。沖縄気象台によると午後5時現在、県内10地点で今季最低の気温を記録した。
渡嘉敷では午前5時26分に21.0度を観測し、平年より1.5度低くなった。南城市糸数では同5時34分に21.3度、久米島では同3時57分に22.5度を記録した。
二十四節気の一つである8日の「寒露」ごろに吹くとされる「ミーニシ」(新北風)が、秋の訪れを感じさせた。宮古島では8日ごろからタカ科の渡り鳥「サシバ」の飛来が確認されている。
気象台によると11日の沖縄本島地方と大東島地方は、日中の最高気温が30度まで上昇する見込み。向こう2週間は暖かい空気に覆われやすく、13日ごろからはかなり気温が高くなる見通し。(社会部・末吉未空)
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