前掛けを披露する秋田犬「想空」=秋田県大館市で2024年10月10日、田村彦志撮影
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 忠犬ハチ公の故郷、秋田県大館市が所有する秋田犬「想空(そら)」が10日、JR大館駅の4代目観光駅長に就任した。

 イベント列車到着時の出迎えなど地域と連携した観光PRや、おもてなしを主な業務に活動してもらおうと、JR東日本秋田支社が委嘱。この日、市観光交流施設「秋田犬の里」で委嘱状交付式があり、地元の保育園児や観光客らが見守る中、同支社の松田勲・県北地区長が委嘱状や制帽、「大館駅観光駅長」と記した前掛けを交付した。

記念撮影に応じる秋田犬「想空」。右がJR秋田支社の松田勲・県北地区長=秋田県大館市で2024年10月10日、田村彦志撮影
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 想空は今年2月生まれの白毛の雄。松田県北地区長は「観光客の出迎えやお見送りを通じて、歴代観光駅長と同じくみなさんに可愛がっていただきたい」と期待を込めた。

 想空と活動を共にする秋田犬の里スタッフの谷地優季さん(24)は「各種イベントにも参加し、大館を盛り上げていきたい」と語った。【田村彦志】

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