福島県警いわき東署は10日、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の偽ユニホームを販売したなどとして、島根県益田市久城町の会社員、田村拓也容疑者(44)を商標法違反の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は2023年12月ごろから今年4月ごろにかけ、正規品と似た商標の付いた大谷選手の偽ユニホーム3着を計2万6000円で販売したとしている。正規品は「ナイキイノヴェイトシーヴィー」が商標登録している。また、今年9月11日には自宅で大谷選手の偽ユニホームやドジャースのパーカーなど計360着を販売目的で所持していたとしている。
同署などによると、田村容疑者は数年前からフリマアプリに偽のユニホームなどを出品し、数百万円以上を売り上げていたとみられる。容疑を認め、「生活費の足しにしたかった」との趣旨の供述をしているという。【松本ゆう雅】
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