7日、上山市と山形市にキノコ採りに出かけたまま帰宅しなかった男性2人が、8日に発見された。いずれも死亡が確認されている。

上山市小穴の山で発見され死亡が確認されたのは、山形市蔵王成沢の農業・須田喜寛さん(74)。
警察によると、須田さんは7日朝、家族に「小穴にキノコ採りに行く」と言って出かけ、夜になっても帰宅しなかった。

須田さんの車が小穴地内の林道に止まっていて、警察と消防が8日朝から付近を捜索したところ、正午前に小穴多目的研修集会施設の南西約1.2キロの山中で、心肺停止の状態で倒れていた須田さんを消防隊員が発見した。目立った外傷は確認されていないという。

また、山形市山寺の山で発見され死亡が確認されたのは、山形市新開の無職・古川敏夫さん(72)。
古川さんは7日朝からキノコ採りのために山に入り、夜になっても自宅に戻らなかった。

捜索は8日朝から車が止めてあった林道を中心に行われ、午後2時ごろ、沢に水没している古川さんを発見した。古川さんは約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。

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