高速道路での注意喚起です。中央道と長野道が合流する岡谷ジャンクション付近で工事渋滞による事故が相次ぐ中、警察やネクスコがドライバーに前方に注意して運転することなどを呼びかけました。

8日、長野道上り線の梓川サービスエリアで行われた警察とネクスコによる啓発活動。ドライバーに呼びかけたのは、進行方向の「ある区間」についての注意です。

ネクスコ中日本松本保全サービスセンター・高橋博明所長:
「岡谷ジャンクション付近で渋滞が発生することをご承知おきいただき、安全運転に努めていただければ」

リニューアル工事が行われている岡谷ジャンクション。車線が規制され、周辺では渋滞が起きやすくなっています。

それに伴って増えているのが、事故です。警察によりますと、工事が始まった2024年5月以降、渋滞に起因する事故は63件起きています。

8月には渋滞の車列への追突事故で、1人が死亡、5人が重軽傷を負いました。事故の多くがスピードの出しすぎや前方不注意が原因だということです。

8日の啓発では、「工事区間とその手前は50キロ規制となるため減速すること」、「十分な車間距離をとること」などを呼びかけました。

県警高速道路交通警察隊・今溝隆 隊長補佐:
「時速50キロ規制がかかっていればスピードを落としていただく。前を見ていただいて、あらかじめ早め早めに危険個所を把握してもらい、安全運転をお願いしたい」

ドライバーはー。

ドライバー:
「急いでいるとイライラしちゃうのでなるべく早く出るようにしている。減速のときが一番気を使います」
「渋滞始まるときハザードを早めにたいたりしている」

リニューアル工事は繁忙期や冬を除いて2029年まで続きます。ネクスコは、ゆとりを持った利用や、下道への迂回も呼びかけています。

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