国の登録を受けずに仮想通貨の販売をしたとして資金決済に関する法律違反の罪に問われた被告の初公判が開かれ、中国国籍の男が起訴内容を認めた。

起訴状によりますと、中国国籍のワン・チェクルン被告は今年3月から4月までの間、国の登録を受けずに1億1200万円余りの仮想通貨を販売したとされている。

今月4日に開かれた初公判で、起訴内容を認めたワン被告は被告人質問で「仮想通貨の販売は小遣い稼ぎのためにやっていた」などと述べた。裁判は今月22日に論告求刑公判が予定されている。

一方、ワン被告はジャーナリストの池上彰さんなど著名人になりすました投資詐欺事件で逮捕されていたが、検察は先月、不起訴処分とした。

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