ベガルタ仙台の試合後、交通規制の警備をしていた警備員に向けて運転する車を前進させ、左ひざに接触する暴行を加えたとして、仙台市に住む71歳の男が逮捕されました。
暴行の疑いで逮捕されたのは、仙台市泉区に住む会社員の男(71)です。
警察によりますと、男は10月6日午後4時45分ごろ、泉区の「ユアテックスタジアム」近くの路上で、交通規制の警備をしていたアルバイト警備員の男性(22)の左ひざに運転していた車を接触させる暴行を加えた疑いがもたれています。
現場となった道路は片側1車線で、当時はベガルタ仙台とブラウブリッツ秋田の試合直後の交通規制により、車両の通行を制限して歩行者に開放されていました。警察によりますと、男は規制区間にある駐車場から出てきたところ、警備員から交通規制の説明を受けましたが、制止を振り切って車を前進させ、警備員に接触したということです。
男は目撃者からの通報を受けて駆けつけた警察官に現行犯逮捕されました。警察の調べに対し、男は「暴行を加える意思は全くありませんでした」と容疑を否認しているということです。警察が当時の詳しい状況を調べています。
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