9月30日から10月4日までの5日間、長野県内では3件の交通事故で4人が死亡しました。連続で発生していることから、県は「交通死亡事故多発警報」を出し、注意を呼びかけています。

先月30日、伊那市で軽乗用車と普通乗用車が正面衝突し、軽乗用車運転の88歳男性が死亡しました。
今月4日には中野市で84歳の男性が運転する農業運搬車が市道脇の約5メートル下の畑に転落し、男性が死亡しました。
同じく4日は大町市の県道のトンネル内でトラックが正面衝突し、22歳男性と46歳男性が死亡しました。

5日間で起きた3件の事故で4人が死亡したことを受け、県交通安全運動推進本部は5日、「交通死亡事故多発警報」を発令しました。現在、秋の行楽期間中で、人や車の動きが活発化し、更なる交通死亡事故の多発も予想されるとし、広報啓発活動などを一層強化します。

期間は5日から14日までの10日間です。

【ドライバーへの呼びかけ(県の啓発)】
・道路状況に応じた慎重な運転を心がけましょう
特に今年は、走行車線をはみ出して転落や正面衝突する事故が多く発生しています
・運転時は車の周囲の状況を確認しましょう
・速度を落として、慎重な運転と確実な安全確認をしましょう
・まだ明るさが残る薄暮時でも、早めのライト点灯をしましょう
・先行車や対向車がいないときは、ハイビームを活用しましょう
・運転をする際は、疲れを感じる前に適度に休憩をとりましょう

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