2日不発弾が爆発し滑走路が閉鎖された宮崎空港では、3日朝航空機の運航が再開されました。

宮崎空港では、利用客が続々と搭乗手続きカウンターに訪れていました。
(秦萌記者)
「運用が再開した宮崎空港です。機材繰りがうまくいかず、一部の便に欠航はありますが、搭乗手続きカウンターには普段の様子が戻ってきています。」

(羽田に向かう女性)
「シンガポールに孫の運動会に行く予定だったんですけど、トランジット1時間しかなくてどこに行っても間に合わないから振り替えてもらって良かったです。」

(羽田に向かう女性)
「前日に同じ会社の人たちがそれこそ何分かの差で飛び立ったあとの爆発だったので、それがちょっと心配だった。今後ももしかしたらあるかもという心配はあるけど、とりあえずきょう飛んでくれれば。」

その同僚に話をきくと…
(爆発前の便に搭乗した男性)
「間一髪って感じです。秒すごく怖い。(今後)何もなければ良いなと思います。」

2日午前8時前宮崎空港で起こったアメリカ製の不発弾の爆発。
(国土交通省宮崎空港事務所 加藤浩介空港長)
「今回爆発が起こった箇所に飛行機が駐機などで通過していれば、それなりの被害が発生していたのではと考えています。」

爆発後、滑走路は閉鎖され不発弾と飛び散った破片を取り除き陥没した場所が埋め戻されたのは夜になってからでした。

2日の会見では、今後の安全性の確認について質問が相次ぎました。
(宮崎空港事務所 加藤浩介空港長)
「直ちに危険な状況であるとは考えておりませんので 利便性とのバランスを考えて不発弾の爆発によって陥没した箇所を埋め戻して安全性が確認できれば運用を再開したい。」
(福岡に向かう女性)
「めっちゃ心配しました。怖いかな、やっぱりちょっと不安はありますね。」

国交省宮崎空港事務所は陥没場所の安全性に問題はないとしつつ、今後の調査については国交省などと議論し検討したいとしています。

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