福山市の男性職員が事務局を務める団体の預金を横領したとして、福山市は、3日付でこの職員を懲戒免職処分にしました。

「市民の皆さまに深くお詫び申し上げます」

福山市によりますと、懲戒免職となったのは北部支所に務める50歳の男性職員です。
男性職員は、今年5月、事務を担当していた福山市駅家地区公衆衛生推進協議会名義の口座から預金24万円を不正に引き出し生活費に使っていたということです。

別の職員が、先月、残高を確認した際に不正な引き出しに気づき、男性職員に確認したところ、横領を認めました。
預金口座のキャッシュカードは手提げ金庫に保管されていて、金庫の鍵は同じ課に所属する職員であれば誰もが手に取れる場所にありました。

市の調査に対し、男性職員は「複数のローンを組んでいて生活が苦しかった」と話しているということです。

男性職員は、着服した金を既に全額返済してますが、協議会は、被害届を出す方向で警察に相談しているということです。

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