2022年に市の事業として公募していた介護サービス事業者の情報を、福井市の元職員に漏らしたとして、警察は、福井市の小寺正樹副市長を4日、書類送検する方針を固めました。
         
小寺副市長は、福祉部長だった2022年6月下旬ごろ、市が公募していた地域密着型サービス事業に応募していた事業者の情報を、市の元職員で社会福祉法人の70代の男性職員に漏らした地方公務員法違反の疑いが持たれています。
 
県警は、4日、小寺副市長を書類送検することにしています。
 
また、市の元職員で鯖江市在住の社会福祉法人の70代男性職員も、公募の審査が有利に進められるように事業者の情報を教えるよう小寺副市長にそそのかした疑いが     持たれていて、県警はこの男性も書類送検する方針です。
 
小寺副市長と社会福祉法人の70代男性は、大筋で容疑を認めているということです。

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