石川県能登地方の記録的な豪雨で、安否不明となっている中学3年生について、先月30日、福井県沖で見つかったこの中学生とみられる遺体は、司法解剖の結果、身元の特定には至りませんでした。3日にDNA鑑定を進める方針です。

先月21日に発生した石川県能登地方の記録的豪雨では、13人が死亡し、輪島市の中学3年生、喜三翼音(きそはのん)さんと輪島市の中山美紀(なかやまみき)さんの二人の安否がわからなくなっています。

先月30日夕方、福井県沖で見つかった女性の遺体について、服装やネームタグなどから喜三さんと見られていますが、2日夕方に行われた司法解剖の結果、身元の特定には至りませんでした。

死因は土砂が気道に入り込んだことによる窒息死で、死後約11日が経過しているという事です。

遺体の年齢は10代から20代と推定できると言う事です。福井海上保安署では、3日にDNA鑑定を進め、すでに採取した喜三さんの父親とDNA型が一致するか調べる事にしています。

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