(解説:吉田裕美気象予報士)

10月2日の岩手県内では記録的な暑さになった地点があります。

雲の様子を見ると、10月1日夜、東の海上を北上した台風17号が亜熱帯の空気を置き土産として残していきました。

さらに10月2日は西から寒冷前線の雲が入ってきましたが、その雲がかからずよく晴れた地点では気温が上がりました。
一関と釜石では30℃以上の真夏日、10月としては異例の暑さとなりました。

釜石では朝からよく晴れて、午後1時半過ぎに30.3℃を記録。
10月の真夏日は2021年以来3年ぶり、観測史上3回目です。

また、同じく日差しが届いた一関では30.5℃まで上がり、10月としては観測史上初めての真夏日を記録しました。

強い日差しが出た沿岸や南部を中心に真夏並みの暑さになった所が多くなりました。

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