10月2日未明、岩手県矢巾町にあるショッピングセンターで、生け垣が焼ける火事がありました。
9月には4キロほど離れた場所で放火とみられる火事があったことから警察が関連を調べています。

内記和人記者
「火事の現場に来ています。現在、放火の可能性を調べるため、警察と消防による実況見分が行われています」

2日午前2時すぎ、矢巾町南矢幅にある矢巾ショッピングセンターで敷地の東側にある生け垣が燃えていると通行人から消防に通報がありました。

火は約30分後にほぼ消し止められましたが、敷地内の駐車場と歩道の境に並んでいた生け垣のうち高さと幅ともに1m余りの範囲を焼きました。

生け垣は主に駐車場側が焼けていて、そばに植えてある立ち木の根元も黒く焦げていました。

警察などによりますと、当時、駐車場の出火場所近くに車が2台ありましたが、燃え移ることはなくけが人もいなかったということです。

このような火事は9月も起きていました。
9月10日、今回の現場から約4km離れた盛岡市永井にある住宅の生け垣が焼けた火事の映像です。

近くにある新聞販売店の防犯カメラが捉えた映像で、何者かが火を付けるような様子が映っていたことから警察は放火事件とみて現在も犯人の行方を追っています。

この上で警察は、未明の火事は、人通りが少ない時間帯に火の気がない場所で起きたことから、盛岡市永井で起きた放火とみられる火事と関連している可能性もあるとみて調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。