7月の大雨で土砂が流れ込み機械では刈り取りが出来なくなった酒田市北青沢地区の田んぼで、子どもたちが手作業で稲刈りを行った。

稲刈りは、7月の大雨で土砂が流れ込んだ酒田市北青沢地区の田んぼで行われ、市内栄町の琢成小学校の5年生26人が参加した。
子どもたちは総合的な学習の時間に今回の災害について学び、「何かできることはないか」と自分たちで今回の“稲刈りボランティア”を考えたそう。

土砂があるため重機は使えず、鎌を使って刈り取って行くが、夜に降った雨の影響で田んぼはぬかるみ悪戦苦闘。
それでも子どもたちは、農家やボランティアのアドバイスを受けて、泥だらけになりながらもひとめぼれの稲を丁寧に刈り取っていた。

(児童)
「泥に埋まったりしたが、稲刈りが出来て良かった」
「手で刈るのはとても大変だとボランティアをして思った。自分たちでも出来るボランティアが出来てうれしい」

農業の大変さだけでなく、災害についても学んだ子どもたち。
学校では今後も子どもたちの自主性に任せて、北青沢地区でのボランティアを続けていきたいと話していた。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。