4月24日夕方、北海道千歳市の新千歳空港で飛行機から煙が出ているのが確認されました。

 千歳市の消防によりますと、空港の消防から「飛行機からエマージェンシーが出ている」「翼から煙が出ている」と通報があったということです。

 煙が出ているのはANAの旅客機で、羽田発・新千歳空港着の便です。乗客204人とパイロット2人、客室乗務員7人が乗っていましたが、ケガ人はいないということです。


 ANAによりますと「飛行中は問題なかった。事故ではなく、煙は出ていない」と説明。着陸後に、油圧をかける表示が0を示したので滑走路に止まっていて、表示上0になっているが、実際に油圧が抜けてるかわからないと話しています。

 油圧が0になるとハンドルが効かなくなるため、念のため、牽引車を待っている状態だということです。

 北海道エアポートによりますと、一部滑走路を閉鎖していて、警察などが現在、現場の状況を確認しています。

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