2日朝、宮崎空港の誘導路で爆発のようなものがありました。
不発弾が爆発した可能性もあるということで、調査が進められています。

宮崎空港に隣接する航空大学校に設置されたカメラの映像では、午前8時ごろ、誘導路の地面が突然爆発し、破片や土煙のようなものが上がるのが確認できます。

1分ほど前には、航空機がこの現場付近を通過していました。

国交省の宮崎空港事務所などによりますと、滑走路につながる誘導路の一部が深さ1メートルほど陥没し、周辺では金属片のようなものも見つかりました。

警察によりますと、不発弾が爆発した可能性もあるということです。

自衛隊は、佐賀県の目達原駐屯地の不発弾処理隊を派遣していて、空港は原因の特定まで終日閉鎖される見通しです。

宮崎空港から、テレビ宮崎・児玉泰一郎アナウンサーが現在の様子をお伝えします。

宮崎空港の北側、滑走路が見える位置に来ています。

爆発は2日午前8時ごろ、飛行機用の通路「誘導路」で発生しました。

航空局によりますと、縦横7メートル・深さ1メートルほどの穴が開いているということです。

午後4時現在は、工事用の車両、そして化学消防車も到着し、現場周辺で対応にあたっています。

警察によりますと、午後3時ごろ、安全が確認できたということです。

2日、宮崎空港では、爆発が確認されて以降のすべての便が欠航となったため、空港のチェックインカウンターには手続きをするための長蛇の列ができていました。

3日以降についても、まだ未定ということです。

ーー今回の陥没事故の原因はわかっている?
宮崎空港は、旧海軍の練習用の基地として建設されましたが、過去にも不発弾が見つかっています。ただその不発弾が爆発したというのは、これまで聞いたことがありません。
現在、調査が進められています。

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