新型コロナ対策の雇用調整助成金、約7500万円を不正受給したとして、宮崎労働局は小林市の旅行会社に返還を命じ、会社名を公表しました。
雇用調整助成金を不正に受給していたのは、小林市の「宮崎ツアーサービス」です。
宮崎労働局によりますと、この会社は、2020年4月から約2年間、従業員が休みをとっていないのに「休んでいた」とする虚偽の申請書などを作成し雇用調整助成金約7508万円を不正に受け取っていました。
このため宮崎労働局は先月「宮崎ツアーサービス」に対し返還を命じ、会社名を公表しました。
宮崎ツアーサービスは不正受給を認め、違約金を含めすでに全額を返還しているということです。
県内での雇用関係助成金の不正受給は21件となりました。
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