愛媛県東温市にある松山刑務所で、男性の受刑者に小机で殴る暴行を加え全治3カ月に大ケガをさせた疑いで、同じ共同部屋で暮らす受刑者の男が1日に書類送検されました。

傷害の疑いで書類送検されたのは、受刑者の20代の男です。

松山刑務所によりますと男は5月27日午後7時5分頃、同じ共同部屋で暮らす男性受刑者(20代)を小机で複数回殴り、右腕の骨を折るなど全治3カ月の大ケガをさせた疑いがもたれています。

机の大きさは幅60センチ、奥行と高さが33センチということです。

刑務所では宿直の職員が罵声を聞き現場でにらみ合った2人を確認。事情を聴くなどし男の容疑を固めました。

男の認否は明らかにされておらず、松山刑務所はなんらかのトラブルがあったとしています。

松山刑務所の今井康浩所長は「事件に発展したことは誠に遺憾。今後も施設内の犯罪行為は厳正に対応する」としています。

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