気象庁によりますと、台風17号は、1日は発達しながら伊豆諸島の東から関東の東を北上し、2日朝には温帯低気圧に変わって北海道の東に進む見込みだということです。関東地方と伊豆諸島では1日は、強風やうねりを伴った高波に注意・警戒するよう呼びかけています。一方、大型で非常に強い台風18号は、3日から4日頃にかけて、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあるということです。沖縄地方では、暴風に厳重に警戒し、うねりを伴った高波に警戒が必要です。

■台風17号 今後の進路は

気象庁によりますと、台風17号は、1日午前9時には八丈島の東南東にあって、1時間におよそ35キロの速さで北へ進んでいるということです。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径35キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっているということです。

台風は暴風域を伴い、発達しながら強い台風となって、伊豆諸島の東から関東の東を北上し、2日朝には温帯低気圧に変わって北海道の東に進む見込みとしています。

■風の予想

1日は、関東地方の海上と伊豆諸島では非常に強い風の吹く所がある見込みです。

・1日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  関東地方   23メートル (35メートル)
  伊豆諸島   20メートル (30メートル)

■波の予想

関東地方と伊豆諸島では1日は、うねりを伴いしけとなる見込みです。

・1日に予想される波の高さ
  関東地方  5メートル うねりを伴う
  伊豆諸島  5メートル うねりを伴う

■強風やうねりを伴った高波に注意・警戒

気象庁は関東地方と伊豆諸島では、1日は強風やうねりを伴った高波に注意・警戒するよう呼びかけています。台風の勢力や進路によっては、警報級の暴風や高波となる可能性があるということです。


■台風18号 今後の進路は

気象庁によりますと、大型で猛烈な台風18号は、1日午前9時には南シナ海の北緯20度35分、東経119度35分にあって、ゆっくりした速さで西北西へ進んでいるということです。中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルで中心から半径150キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっているということです。また、中心から半径500キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いているということです。

台風18号は、1日は南シナ海をゆっくりとした速さで北西へ進み、2日は進路を北東に変えて台湾付近に進んだ後、3日から4日頃にかけて、暴風域を伴って沖縄地方に接近するおそれがあるということです。

■風の予想

沖縄地方では、次第に風が強まり、2日は非常に強い風が吹き、3日は暴風となる所がある見込みです。

・2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 20メートル (30メートル)

・3日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  沖縄地方 30メートル (45メートル)

その後、4日頃も暴風となるおそれがあるということです。

■波の予想

沖縄地方では、1日はうねりを伴ってしける所があり、2日から3日にかけて大しけとなる所がある見込みです。

・1日に予想される波の高さ
  沖縄地方  5メートル うねりを伴う

・2日に予想される波の高さ
  沖縄地方  6メートル うねりを伴う

・3日に予想される波の高さ
  沖縄地方  7メートル うねりを伴う

その後、4日頃もうねりを伴い大しけが続くおそれがあるということです。


気象庁によりますと、沖縄地方では、飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転するおそれもある猛烈な風が吹く所がある見込みだということです。不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒するよう呼びかけています。また、うねりを伴った高波に警戒が必要です。台風の進路や勢力によっては、警報級の大
雨や高潮となるおそれがあるとしています。

最新の台風情報に十分注意してください。

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