4年前、福島県の猪苗代湖で3人が死傷したボート事故の控訴審が始まり、被告は無罪を主張しました。

元会社役員・佐藤剛被告（47）は2020年9月、猪苗代湖でボートを操縦する際に必要な安全確認を怠り、当時8歳の男の子を死亡させ、2人に大けがなどをさせた罪に問われ、一審で禁錮2年の実刑判決を受けています。

9月30日の控訴審の初公判で、佐藤被告の弁護側は事故は予見できなかったとして無罪を主張。
また、事故当時、航路の整備が十分されておらず、被告だけに過失があるとは言えないと量刑不当を主張しました。

一方、検察側は控訴棄却を求めています。

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