岩手県宮古市の山火事は発生から4日目の4月23日に火がほぼ消し止められました。
鎮圧から一夜明け休校していた近くの中学校では24日に授業が再開されました。
約180ヘクタールを焼いたことが確認されている宮古市の山火事は発生から4日目の23日、ほぼ消し止められたことを示す鎮圧が宣言されました。
このため延焼の恐れがあるとして臨時休校していた近くの新里中学校では、24日から授業が再開されることになり、24日朝は元気に登校する生徒たちの姿が見られました。
授業が再開できたことで生徒と校長は安堵している様子でした。
生徒
「みんなの安心した顔をようやく見られるので楽しみ」
新里中学校 佐藤和史校長
「学校は子どもたちの笑顔があり落ち着く環境。ほっとしている」
一方、山火事については火が完全に消し止められたことを意味する鎮火には至っていません。
現場付近では24日朝に消防職員が山でくすぶる火がないかどうかを双眼鏡を使って確認していました。
消防は24日に現場の山の上空にドローンを飛ばして再燃しそうな場所がないかを確認することにしています。
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