札幌市南区定山渓で9月27日、前日に続いて相次いでヒグマが目撃されました。

 警察によりますと、9月27日午前10時40分ごろ、クマが国道を横断する様子を通りがかった人が目撃し区役所へ連絡しました。

 クマの体長は1メートルほどで、周辺には小学校があります。目撃者はクマの姿を撮影していて、区の担当者らが確認しクマと断定しました。

 さらに、この通報を受けた直後も周辺でのクマの目撃に関する情報が寄せられたということです。

 また、9月26日午後にも、宿泊温泉施設がいくつも並ぶ定山渓温泉地区で、クマがホテルの脇から飛び出し道路を横断する姿など複数の目撃がありました。

 警察は2日間で出没したクマは同一の個体の可能性があるとみて、注意を呼び掛けています。

 2024年中の北海道でのクマの目撃件数は9月27日現在で2220件となっています。

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