「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家を殺害した罪に問われている元妻の裁判で、致死量の2倍以上の覚醒剤が検出されたと証言です。

須藤早貴被告(28)は6年前、元夫で資産家の野崎幸助さん(当時77)に覚醒剤を摂取させ殺害した罪に問われていて、初公判で無罪を主張しました。

6回目の裁判となった27日、遺体を解剖した医師が証人として出廷し、太ももの付け根の血液から致死量の2倍以上の覚醒剤が検出されたと証言しました。

さらに、直腸の温度などから、死亡推定時刻は午後8時~10時ごろだと話しました。

一方、弁護側の質問に対しては、「直腸温が0.5度違うと死亡推定時刻が1時間ほどずれることもある」と証言しました。

直接的な証拠がない中、今後も証人尋問が続きます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。