死者58人、行方不明者5人を出した御嶽山噴火から、2024年9月27日で10年を迎え、麓の長野県王滝村で、追悼式が行われました。

 山の麓の王滝村で開かれた追悼式では、噴火した時刻の午前11時52分にあわせて黙祷が捧げられました。

 このあと高校2年の時に父親を亡くした松井登輝也さんが、遺族代表として挨拶に立ちました。

遺族代表の松井登輝也さん:
「父の思いを私が生きた教科書として伝えていくこと、また災害の教訓を伝承していくことが、今後の私の務めだと思っています。私の自慢のお父さん、私を育ててくれてありがとう」

 御嶽山では噴火以降、避難シェルターの整備など安全対策が進められています。

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