26日午後、東京・原宿の街角で目についたのは、道行く人々に声をかけ、街並みを背景に自然な姿を写真に収める「ストリートスナップ」です。

TikTokで人気に火がつき、今やプロアマ問わず、多くのカメラマンが各地で撮影したストリートスナップをSNSに投稿しています。

写真は公開されることが前提のため、後でトラブルにならないよう、同意書にサインをするケースも多いといいます。

20代女性:
載せていいのかっていう許可する(同意書に)サインとかして、安心に受けられた。

ところが、このストリートスナップを巡り、高校1年の女子生徒から被害を訴える声が寄せられたのです。

被害を訴える女子高校生:
いい人そうだったので、最近はやってるし、声かけられて撮ってもらうって最初うれしい気持ちになりました。

23日に友人と横浜に出かけたAさん。
30代くらいの男性から、「インスタグラムに投稿するストリートスナップを撮らせてほしい」と頼まれたといいます。

しかし、相手の要求は次第にエスカレートし、きわどいポーズを要求してきたといいます。

被害を訴える女子高校生:
ハイソックスを生かしたいとか、わけ分かんない理由言われて。「床に座ってもらうことってできないですか?」って聞かれて、制服でスカートだったので、違和感を感じていたんですけど、大人相手なので断るのは怖くて、限界まで言えなかった。

帰宅後、Aさんは父親に相談し、撮影者にメッセージを送信。
写真の削除とSNSに投稿しないことを求め、了承を得たといいます。

ところが、撮影者のSNSを見てビックリ。
24時間で投稿が消える「ストーリーズ」に自分の写真が公開されていたのです。

その後、撮影者からはブロックをされ、やりとりができない状態になったといいます。

被害を訴える女子高校生:
どういう使われ方をされるかも分からないし、もう本当にその人が怖いなって思ったので。

警察に相談したものの「介入はできない」との回答。
不安を抱えたままの状態が続いています。

「イット!」は撮影者に取材を申し込みましたが、返答はなく、現在はアクセスができない状態です。

被害を訴える女子高校生の父親:
女子中高生はリスクを半分大人とはいえ、まだ完全に把握できていない状態。憤りがすごくある。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。