政府と東京電力が再稼働を目指す新潟県の柏崎刈羽原発の「使用済み核燃料」が先ほど青森県むつ市の中間貯蔵施設に到着しました。原発敷地外での中間貯蔵は、国内初となります。

東京電力によりますと、使用済み核燃料69体は、新潟県にある東京電力の柏崎刈羽原発を運搬船で24日午後出発し、26日午後4時すぎに青森県むつ市の中間貯蔵施設に到着しました。

今後は事業開始に向け最終的な検査を1週間程度かけて進め、原子力規制庁による確認を受けたあと、10月にも中間貯蔵施設の稼働を始める予定です。

一方、青森県などと事業者による協定では、貯蔵を最長で50年間と定めていますが、搬出先のめどは立っておらず、保管長期化への懸念もでています。

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