女子中学生を脅迫してみだらな行為をしその様子を撮影したほか、動画の存在を告げ面会を強要しようとしたなどとして、不同意性交等の罪などに問われている当時19歳の男に対する裁判の初公判が、25日に松江地裁で開かれました。
被告の男は、起訴内容を一部否認しています。

不同意性交等の罪などに問われているのは、松江市の20歳の土木作業員の男です。(被告は犯行当時19歳の特定少年)

起訴状などによりますと、犯行当時19歳だった男は、2024年6月、島根県東部に住む当時16歳未満の女子中学生を5歳以上年下であると知りながら、金銭を渡すなどと伝え自宅へ呼び出した後、大声で泣き叫ぶ中で布団の上に倒し、首を片手で締める暴行を加えた上、「もし誰かに言ったりしたら殺すよ」などと脅迫し性交等に及んだほか、その様子を動画で撮影するなどしたとして、不同意性交等、児童ポルノ製造、性的姿態撮影、児童買春などの罪に問われています。

被告の男は、2023年8月に被害にあった少女と知り合い、性交を繰り返すようになり、その際にその場面を動画撮影していたということです。
その年の12月ごろからは、被害女性から会いたくないと拒否されていましたが、性交の様子を撮影した動画があることを告げて面会を求めていたほか、24年2月には、「きょう会える?」、「晒すよ」などとメッセージを送り面会を求めたとして強要未遂の罪にも問われています。

少女が6月に被害にあった後、学校の先生に相談したことで男の犯行が明らかになったとしています。

25日に松江地裁で開かれた初公判で被告の男は、「首を絞めていないし、殺すよとは言っていない」と起訴内容の一部を否認しました。
次回の裁判は、10月16日に開かれる予定です。

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