燃料デブリの取り出しをめぐり、カメラの不具合が起きているロボットを格納容器から回収する作業が完了した。

福島第一原子力発電所2号機では、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出し作業が、ロボット先端のカメラのトラブルで中断されている。
東京電力は原因を調べるためにロボットを格納容器から引き戻していて、9月25日午前9時前に回収が完了し、ロボットが格納容器に入るための扉も閉まった状態になったということだ。

26日から、トラブルが起きたカメラの状況を遠隔で確認する方針だが、今のところ明確な原因は分からず映像も見られないまま。原因の特定や復旧には一定の時間がかかり、9月中の作業の再開は絶望的な状況だ。

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