異常気象もあり例年の半分の量が規格外となった江北町や大町町の大麦の収穫。江北町長などが救済措置を求め共済やJAに要望書を渡しました。

例年より多くの雨が降り、茎が途中から折れることなどが相次ぎ、約半分が規格外となった江北町と大町町の大麦。
大麦は輸入品が国産より大幅に安いため、農家は収入の約8割を国から交付金を受けていますが、規格外は対象になりません。
一方で、損害を補填する共済では規格外でも一部の等級は収穫ありとみなされ、共済金が十分に支払われない可能性があるとしています。

このため農家の大幅な収入の減少を改善しようと山田恭輔町長らが24日、農業共済組合やJAに特別な救済措置を求める要望書を提出しました。

【江北町 山田恭輔町長】
「こうしたこと不作がどうしても続いていくと、農業そのものを続けていけなくなる。江北町の農業を維持することでなにかできないかと要望を出させていただいた」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。