宮城県女川町の本土と離島の出島を結ぶ「出島大橋」が今年12月に開通するのを前に、地元の小学生たちが橋に思い出の絵や言葉を描きました。

9月24日は女川小学校の2年生、4年生、6年生の約100人が工事現場を訪れました。子供たちは初めて海を一望できる橋の上に立ち、道路部分にペンキやポスターカラーを使って好きな絵や言葉を描いていきました。25日は女川中学校の生徒が、26日は女川小学校1年生、3年生、5年生が同じように絵を描くことにしています。

児童は
「楽しいからもう一回やりたい」
「女川と大きく書いた。書いた思いが伝わるような思いで渡ってみたい」
「この橋を渡れて出島の人たちも交通が便利になっていいと思う」

名称が「出島大橋」に決まった橋は、女川町の本土と離島の出島を結ぶ長さ364メートルのアーチ橋です。島の人たちにとって橋の開通は40年来の悲願で、本土と島の移動は車で片道15分ほどに短縮されます。去年11月、橋はつながりましたが、接続道路や水道や電気の整備が進められていました。橋の開通は12月19日の予定で、町はブルーインパルスの展示飛行などで開通を祝うことにしています。

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