泉区に住む40代女性が「副業をするには初期費用として255万円かかる」などとうその副業話で360万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。
被害に遭ったのは、泉区に住む40代の女性会社員です。
警察によりますと、女性会社員は4月2日、スマートフォンで副業について調べていたところ「1日10分で収入を得られる」と書かれたサイトを見つけ、画面に表示されたLINEのアカウントを登録しました。その後届いたメッセージで、副業について「アプリの評価やアンケートに答えたりするもの」などと説明があり、さらに別の人物から電話で「副業をするには初期費用として255万円かかるが収入で取り戻せる」と説明がありました。信用した女性は、指定されたインターネットバンキングの口座に255万円を入金。さらに「より多くの収入が得られるロイヤルスイートプランに参加できるが、手数料として105万円の振り込みが必要だ」と話があり、言われた通り入金して合わせて360万円をだまし取られました。
女性は同居する家族に相談したことで詐欺被害に気付き、警察は4月23日付けで被害届を受理しました。
警察は「インターネットの副業サイトからSNSに誘導するのは詐欺の手口」として注意を呼びかけています。
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