23日遅く、愛知県扶桑町の名鉄犬山線の踏切で列車と人が衝突し、犬山線は一部区間で運転を見合わせました。しかし衝突したとされる人は発見されず、警察や消防が捜索を続けています。

 警察や名鉄によりますと23日午後10時半ごろ、扶桑町高雄の名鉄犬山線の踏切で、急行列車の運転士が男性のような人影を発見し、ブレーキをかけましたが衝突したということです。

 消防によりますと、列車に衝突のあとや血痕とみられるものも確認されているということですが、列車と接触したとされる人はいまのところ見つかっていないということで、24日朝から警察や消防が捜索を再開しています。

 列車には乗員乗客あわせて16人が乗っていましたが、ケガ人はありませんでした。

 また、この事故の影響で犬山線は布袋駅から犬山駅の間などで、最大で約2時間にわたり運転を見合わせ、約1300人に影響したとしています。

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