「カメが歩いている。でかい!」。22日午前1時ごろ、沖縄市八重島2丁目の市道で、バイクで食品を配達中だった50代男性が、道路を歩いていた体長約50センチのケヅメリクガメを発見した。

 通報を受けた警察官が臨場し捕獲。「ペットだろう」と沖縄署が拾得物として受理した。24時間態勢で署員に見守られながら一夜を過ごし、翌23日の朝に飼い主が現れて返還された。

 署では、ペットフードやキャベツが振る舞われたが、緊張からか、あまり口にしなかったという。迷いカメの胃袋はつ“かめ”なかった。(社会部・玉那覇長輝)

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