記録的な大雨となった石川県能登地方では、これまでに1人が死亡、7人が行方不明になっています。

大雨特別警報は警報に切り替わりましたが、引き続き厳重な警戒が必要です。

行方不明になっている作業員4人の捜索が行われている輪島市のトンネル付近から、富山テレビ・松田一真記者が中継でお伝えします。

約3km先に4人が行方不明となっているトンネルがあります。
午前11時半ごろから、自衛隊や消防などの車両がこの先へ進み、救助活動を進めています。

県などによりますと、この雨で珠洲市で1人が死亡したほか、珠洲市、輪島市、能登町で少なくとも7人の行方がわからなくなっています。

また輪島市久手川町では、集落を流れる塚田川の氾濫で複数の住宅が流され、中学生とみられる住民の行方がわかっていません。

近くの住民：
（流された家には）小さい子供がいた。（今その家は）なくなった。

大雨特別警報は午前10時10分に解除されましたが、降り続いた雨で再び川が氾濫したところもあり、各地で救助活動が滞っています。

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