石川県能登地方に9月21日朝、線状降水帯が発生し、気象庁は、石川県に初めて大雨特別警報を発表しました。

1人の死亡が確認された珠洲市若山町では22日明け方、激しい雨が襲いました。

倒壊した家屋は、21日の大雨で土砂崩れが発生し倒れたものとみられます。

この土砂崩れに巻き込まれ、70代の男性1人が死亡しました。

近所の人に話によりますと、男性は1人暮らしだったということです。

地震の復旧半ばで能登を襲った今回の豪雨。能登では各地で雨が降り続いていて、22日午前7時現在、気象台は七尾市と志賀町、中能登町にも土砂災害警戒情報を発表しました。

これに伴い奥能登5つの市と町の約7万4000人に避難指示が出されています。

また珠洲市、輪島市、能登町の約6000戸で停電が続いていて、復旧作業が進められています。

このあと能登地方は再び雨が強まる見通しで、気象台は、厳重な警戒を呼びかけています。

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