昨年10~11月、本島内で当時17歳の少女に現金を渡すと約束し、みだらな行為を繰り返したなどとして、児童買春・ポルノ禁止法違反、傷害罪に問われた与那原町の塾講師の被告(51)の判決公判が20日、那覇地裁であり、佐藤哲郎裁判官は懲役2年(求刑同3年)を言い渡した。

 佐藤裁判官は、被害少女の精神的苦痛は大きく、犯行態様から少女に対する強い執着が見て取れると指摘。「厳しい責任非難は免れない」と批判した。

 判決によると被告は少女に現金を渡す約束をし、路上や車内で5回にわたってみだらな行為をした他、4月にはこの少女の腕をつかみ、体を引きずるなどして両膝にけがを負わせた。また、被告の車の中からは児童ポルノ動画が記録されたハードディスクが見つかった。

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