朝晩は涼しくなってきましたが、20日の長野県内は真夏のような暑さでした。飯田市南信濃36.1℃、松本35.7℃など県内5地点で35℃を超え、各地とも観測開始から最も遅い「猛暑日」となりました。厳しい残暑。いつまで続くのでしょうか。岸本慎太郎気象予報士の解説です。

午後2時過ぎの飯田市です。真夏のような強い日差しが照り付け、最高気温は35.5℃に。街の人は日傘を差したり、打ち水をしたりして暑さをしのいでいました。

街の人:
「本当暑いんですよ、いつまで経っても日差しの中へ出ると、まだ真夏」
「来週、気温が下がるというので期待している」

20日は各地で晴れて気温が上がり、飯田市南信濃36.1℃、松本と安曇野市穂高35.7℃など5地点で猛暑日に。5地点とも観測開始から最も遅い猛暑日となりました。

暑さの要因は?

岸本慎太郎気象予報士:
「きょうは県内が広く真夏の空気に覆われ、よく晴れたこと。南風がやや強く、暖かく湿った空気が流れ込んだことで気温が極端に上がりました」

今後はどうなる?

岸本慎太郎気象予報士:
「週末は雨が降るため、気温は平年並みに落ち着きます。来週は、秋の空気に包まれる北部や中部は涼しい日が多い予想ですが、まだ夏の空気が残る南部は真夏日も多いでしょう」

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