20日、東京・八王子市に降った大粒のひょう。
ピンポン球ほどのひょうが走行中の車を襲い、フロントガラスを破壊。

ひょうがたたきつける中、車の中で身動きが取れないでいると、ひょうが直撃しサイドミラーが破損。

SNSでは『車ボコボコ』がトレンド入りするなど、投稿が相次ぎました。

一夜明け、ひょうの爪痕は街の至るところに残されていました。
さらに、街を走る多くの車がボコボコにへこんでいました。

車の販売店では屋外に置いてある車が被害に遭い、住宅街にある駐車場の屋根は穴だらけ。
止めてあった車は傷だらけとなっていました。

車が被害に遭った男性:
ゴルフボールより明らかに大きかった。音がすごかった 怖かった。

この男性は、大切な父親の形見の車が十数カ所もへこんでしまったといいます。

男性:
今まで(ひょうが)何度も降ったことはあるが、車がへこんだのは初めて。「一寸先は闇」じゃないけど…。

車の販売と修理を行う会社では、客から預かっていた車など20台以上が、フロントガラスが割れるなどの被害に遭い、被害額は500万以上にのぼります。

有限会社 平野オートボディー・平野智巳代表取締役:
いま慌ててお客さんにみんなで手分けして電話している。今回は史上最大、私が知る限りで。こんなにやられたのは初めて。

市内にある別の修理工場では、19日から60件ほどの修理の依頼が殺到。
長い場合、1年待ちになる可能性もあるということです。

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