福島地方裁判所で傷害致死事件の裁判の判決公判が開かれ、被告の男に懲役5年6ヶ月の実刑判決が言い渡された。

判決によると新地町の無職・山木秀芳被告(39)は去年10月、当時69歳の父親に暴行を加え肋骨の骨折による呼吸不全で死亡させた。

判決公判で福島地方裁判所の島田環裁判長は山木被告が統合失調症の影響で「激しい衝動をコントロールできなかったことが本件犯行に関与したといえる。刑事責任を軽減すべき事情が認められる」などとした上で、衰弱して抵抗できない父親に執拗に暴行を加えたことは「非常に危険で悪質なものであった」として、山木被告に懲役5年6か月の実刑判決を言い渡した。

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