愛知県春日井市の愛知県医療療育総合センター中央病院の職員が、入院患者38人分の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したことがわかりました。

 愛知県によりますと4月6日、春日井市にある県医療療育総合センター中央病院の50代の女性職員が、入院患者38人分の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したことに気づきました。

 女性職員は4月2日、患者に関する資料などを印刷するため、私物のUSBメモリに情報を保存し、ユニフォームのポケットに入れていたということです。

 USBメモリに入っていたのは、重度の知的障害と肢体不自由がある患者の名前や生年月日、写真などで、悪用などの被害は確認されていないということです。

 センターでは患者家族への謝罪と説明を進めていて、再発防止に向け情報管理の研修会を実施するとしています。

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