台湾の東部沖で起きた地震を受けて、被災地を支援するため、宮城県南三陸町の志津川中学校の生徒たちが校内で募金活動を始めました。

4月23日朝、志津川中学校の昇降口では、生徒会のメンバーが登校してきた生徒たちに募金を呼びかけました。南三陸町では東日本大震災後、台湾の赤十字組織から22億2000万円の義援金を受けて、南三陸病院を再建しています。

生徒たちはその際の「恩返し」の思いも込めて今回の募金活動を企画したということで、手作りした箱の中に次々と募金を寄せていました。

志津川中学校 生徒会長 阿部成さん
「震災時に病院を造るために、台湾からたくさんの支援をもらったのでたくさんの募金が集まってほしい」

募金は4月26日まで行い、集まったお金は日本赤十字社を通じて、台湾の被災地に届けられる予定です。

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