東京・港区、深夜の西麻布で目撃されたのは、ビルが立ち並ぶ都心のど真ん中で、綱渡りのように電線をつたって歩く3匹の動物の姿です。
撮影者は「もうビックリしました。ビルの上にある電線の所から、何かが3頭出てきたんですよ」と話しました。
さらにその正体について、「家族全員一致でハクビシンだねって、(都会に)もう慣れてて、なんとも堂々と歩いてました」と話しました。
慣れた様子で夜の西麻布を闊歩(かっぽ)していたシティーボーイならぬ“シティーハクビシン”。
過去には、東京・中央区の歌舞伎座で、エスカレーターを歩く姿が目撃されています。
東京都のデータでは、ハクビシンの生息域は都心部にどんどん拡大中。
この10年間で、都民からの相談件数は約2.5倍以上に増加しています。
外来生物のハクビシンは家屋に侵入し、住み着く恐れがあることから、東京都は、天井裏から足音などが聞こえた際には市区町村などに相談するよう呼びかけています。
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