３連休最終日の１６日、愛媛を代表する観光スポットの松山市の道後は、残暑が厳しいなか、観光客や家族連れらの姿で賑わいました。
青木稜悟記者：
「道後温泉駐車場です。車のナンバープレートを見てみますと、広島の福山、兵庫の姫路、新潟の長岡、徳島と、県外から多くの観光客が来ていることが分かります」
７月に全館の営業を再開した道後温泉本館で記念撮影。３連休の最終日、観光客が９月中旬と思えない強い日差しを、日傘でさえぎり見ているのがからくり時計。愛媛を代表する観光スポットには、県の内外から多くの観光客が訪れました。
神奈川から訪れた夫婦：
「３０年ぶり位で来たんで、すごく楽しめました」
広島からの観光客：
「（温泉）入ってきました。めちゃくちゃ良かったですけど、この気温なんで。出たらすぐに汗かいてというのが残念でしたけど、すごい温泉はよかったです」
松山の１６日の最高気温は３４．６度と猛暑日の一歩手前。道後温泉事務所によりますと、３連休のうち一部の本館の休憩室は最大で１時間待ちの時間帯も発生。観光客の中には浴衣を楽しむ女性も…
広島からの女性２人組：
「この辺、浴衣を着ている人が多いので、ちょっと今回は自分たちで（浴衣を）持ってきて。暑いけど、でも楽しいが勝つので」
道後温泉の観光名物「人力車」は利用が平日の３倍近くに。熱中症にも注意を払いました。
力舎本店の人力車夫：
「塩分チャージとかじゃなくて塩で。みんな食べてます」
道後商店街では愛媛産の柑きつのジュースでのどを潤す香川からの観光客も。このジュースを提供する店舗は平日より多いと話します。
「愛媛の食卓１９７０」の店員：
「普段の３倍位多いかなと思います。初めて来られるお客さんばかりなので、新鮮な意見がたくさんきてて楽しいです」
土産物店「絣屋」石田匡暁社長：
「めちゃくちゃ良かったですね。夏休みのお盆商戦という道後の最大のピーク。その直後のこの３連休期待してたんですけど、かなりお客さんがいらっしゃって」
宿泊施設もこの３連休、好調だったといいます。
道後プリンスホテル・河内広志会長：
「３連休というのは非常に強い力を持っているので、わが社に限らず道後温泉全般的に非常に大勢のお客さまのお越しいただきました」
道後プリンスホテルは１５日まで満室。平日と比べ２倍近くの売上げがあったということです。
河内広志会長１２：２０：３９頃～約１７秒「この３連休の２回の売上が我々の経営に貢献をしてくれます。３連休の商戦をいかに上手に乗り切るかということが、９月の売り上げを作っていきます」
２１日からも３連休。愛媛の観光業界は期待を寄せています。
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