岡山・玉野市の県道で、目の前が真っ白になりドライバーの視界がゼロになってしまう様子をカメラが捉えていました。
いったい、何が起きたのでしょうか。
11日正午ごろ、道路を走行していたドライバー。
前を走る軽トラックに注目すると、急いでいたのか、ぐんぐんとスピードを上げている様子が確認できます。
すると突然、トラックからもくもくと白い煙が上がったのです。
白煙をよけようと、ドライバーは右にハンドルを切ります。
目撃者は当時、「後ろを運転していてかなり怖かった」と話します。
煙に気がついていないのか、走り続けるトラック。
すると、再びトラックが白煙を出した次の瞬間、煙で視界が悪い中、対向車が現れたのです。
それでも、トラックはそのまま走り去っていきました。
撮影したドライバーは、煙の他にもオイル臭い異変を感じたといいます。
一体なぜ、トラックから白煙が上がったのでしょうか。
交通事故鑑定ラプターの中島博史さんは、「(エンジン)オイルが燃料室に漏れて燃えてしまっているために煙が出ている。この状態で走り続けるとオイルが減っていってエンジンが焼き付いてしまう危険がある」と話します。
煙が上がったのは、エンジンの整備不良によるトラブルが原因とみられます。
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