北アルプス槍ヶ岳の東鎌尾根付近(標高約2500メートル)で中国籍の73歳男性が滑落し、長野県警のヘリコプターで救助されましたが、その後、病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、男性は9月12日、息子(39)と2人で、大天井岳から槍ヶ岳へ向け縦走中に約100メートル滑落しました。

午後1時過ぎ、息子から救助要請を受け、県警ヘリが出動し、午後3時頃、男性を救助し、松本市内の病院に搬送しましたが、その後、死亡が確認されました。

父親が滑落し、息子は救助に向かいましたが、技量不足で行動不能になり、その後、県警ヘリで救助されました。けがはないということです。

2人は10日、中房温泉から入山していました。

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