10歳未満の息子の手足をテープで縛り、柵の中に閉じ込めたとして長野県小県郡に住む34歳と28歳の両親が逮捕されました。

逮捕監禁の疑いで逮捕されたのは、小県郡に住む自称会社員の34歳の父親と自称パート従業員の28歳の母親です。

警察によりますと、2人は9月9日から10日ごろまでの間、自宅で10歳未満の息子の両腕と両足を粘着テープで縛り、ストーブを囲う柵の中で正座をさせたうえ、体をベルトで柵に固定した疑いです。

また、柵から出られないよう柵の上をプラスチックのケースで覆い、水の入ったペットボトルで重しをしていたということです。

男の子が関係者に被害を打ち明け、10日に児童相談所が警察に通報しました。

息子に目立ったけがはなく、男の子は児童相談所に保護されました。

両親2人はともに容疑を認めていて、警察は虐待が日常的に行われていた可能性もあるとみて、動機や余罪を調べています。

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